老化を感じる肌のくすみ
顔色がさえずに、沈んで見える肌のくすみ。メイクをしていても、疲れている?と声を掛けられるなど、見た目印象に大きく影響を与えます。加齢による肌の変化として現れるのが肌のくすみです。
実年齢よりも老けた印象を与えるため、悩んでいる人も多くいます。
くすみの原因は?
- 血行不良
血行不良によって、肌の赤みが低下するとくすみとなります。 - 紫外線
肌が紫外線に当たると、メラニンが生成されて肌全体を暗く見せてしまうことがくすみの原因となります。 - 角質肥厚
角層が重層化した角質肥厚状態になると、肌の透明性が奪われてくすみの原因となります。 - 乾燥
肌が乾燥すると肌のキメが乱れてしまい、光が均一に反射できず光量が不足して黒くくすんで見えてしまいます。 - 糖化
肌の中にあるたんぱく質(コラーゲンやエラスチン)が糖とくっ付く状態を糖化と言います。糖化もくすみの原因となります。糖化したたんぱく質は黄色く変色するため、黄ぐすみとなってしまいます。主に、加齢による黄ぐすみは糖化が原因です。
目の下のクマが目立ってきた
目の下にクマができると、たちまち疲れた顔になってしまいます。睡眠不足や疲れ気味のときだけではなく、常に目の下にクマがあることもあり、非常に気になります。見た目印象に大きく影響を及ぼす目の下のクマは、その種類や要因が程度の軽いものから重いものまであります。
とくに、黒クマやくぼみクマなどは、セルフケアでもなかなか改善することが難しいため、早めに専門のクリニックにご相談ください。
目の下のクマの原因は?
- メラニン色素による色素沈着
- 肌のターンオーバーが遅くなる
- 睡眠不足
- 目の周囲の血行不良
- 眼精疲労
- 過度なダイエット
- 自律神経の不調
- 鉄分不足
- 生活習慣の乱れ
- ホルモン異常が原因のバセドウ病
くすみ・目の下のクマの治療・改善方法
光(IPL)美肌治療
光(IPL)とは、1人ひとり肌質が異なる患者さんに対して、オーダーメイドの光で施術を行います。ターゲットとなる部位に選択的にIPLが吸収されることで、光のエネルギーが熱に伝わり、ターゲットのみにダメージを与えます。6種類の光を組み合わせて施術を行います。当院では、目の下のクマ・毛穴の開き・にきび・しみ・肝斑・赤ら顔・しわ・ハリ・くすみ・血管拡張などの施術を光(IPL)美肌治療を行っております。
ダーマドロップ
浄化された酸素の結合とナノサイズの粒子をお肌の深層にまで浸透させることで、痛みやお肌のダメージを伴うことなく、お肌の吸収力を最大限に引き出します。施術所要時間は約10分です。短時間で、有効成分を深層まで浸透させます。ダーマドロップは、従来のレーザー治療とは異なり、ペン型のアプリケーターから有効成分を皮膚に噴射し、超音速で浸透させます。お肌への損傷や出血がなく、ダウンタイムもほとんどありません。
蓄熱式医療脱毛「Kalon S」
有害な紫外線をカットしたIPLを照射し、蓄熱効果によって脱毛を促す「KalonS」を導入しております。
毛質や毛の色に関係なく効果が期待でき、太い毛から薄い毛、白い毛などにも有効です。
ワキやもちろん、VIOラインやお顔を含め、全身への施術が可能です。照射は低出力で行われますので、痛みも少なくなっています。
水光注射
ヒアルロン酸やボトックスなど、薬種美容効果のある薬剤をお肌の浅い部分に広く均一に注入します。
患者様のお悩みや肌の状態に合わせて薬剤を選択し、お一人お一人にとっての「美しいお肌」を取り戻します。
全ての方ではございませんが、水光注射は点状出血などのダウンタイムがございます。点状出血は、1週間ほど続く事があります。注射ですので無痛ではありませんが、麻酔クリームを塗布することで痛みは緩和されます。
内服薬処方
しみ・肝斑・色素沈着における美肌内服薬処方には、いくつか種類があります。
トラネキサム酸
肝斑の改善に期待できる内服薬です。肝斑は、しみに似た症状で、頬骨や鼻の辺りに左右対称に見られるのが大きな特徴で、30~40代の女性に多く見られます。
シナール
しみ・色素沈着の改善に期待できる内服薬です。シナールは、ビタミンCを主成分とした内服薬です。メラニン色素の生成を抑制する効果と分解する効果があります。
ユベラN
しみの改善に期待できる内服薬です。ユベラNは、ビタミンEを主成分とした内服薬です。肌の代謝を上げて、しみを薄くする効果が期待できます。