白内障手術

白内障と診断されたら

日帰り白内障手術 白内障は多くの場合、加齢に伴って見られる一般的な病気です。この病気は、目のレンズが徐々に濁ってくることによって起こります。しかし、白内障は珍しく難しい病気ではありません。多くの人が通る道であり、確立された目のレンズを交換する治療を受けています。

早期治療の重要性

白内障の初期段階では、症状が軽微であるため、治療を先延ばしにしがちです。しかし、白内障を放置すると、症状が進行し手術がより複雑になる可能性があります。早期に対処することで、手術の難易度を低く保ち、回復もスムーズになります。

白内障手術の安全性

白内障手術は、非常に高い成功率を誇る安全な手術です。最新の技術と経験豊富な医師によって行われるため、合併症のリスクは非常に低く、手術は局所麻酔下で行われ、手術時間は方眼で約15分程度です。その日のうちに家に帰ることができるケースがほとんどです。手術後の回復も迅速で、多くの患者さんが日常生活に早く戻ることができます。

ライフスタイルに合わせたレンズの選択

私たちは長寿社会に生きており、選択するレンズが長期間にわたって日常生活に影響を与えることになります。趣味や仕事、日常生活のスタイルに合わせたレンズ選択は、快適な視生活を送るために非常に重要です。

当院では、患者さん一人ひとりのライフスタイルやニーズに合わせたレンズ選択をサポートしています。医師が丁寧にご相談に応じ、最適なレンズをご提案いたします。患者さんが安心して選択できるよう、詳細な情報提供とサポートを心がけています。

白内障手術のポイント

ポイント①レンズの度数決め

水晶体を入れ替える白内障手術では、レンズの度数決めが非常に重要です。
気軽にレンズは入れ替えできませんので、術後の見え方に大きく影響します。度数を決める流れの詳細はこちらをご覧ください

ポイント②度数の精度をあげる検査

当院では、一般的な検査である「角膜内皮細胞数」「眼軸長」「眼球の曲率」のみならず、度数決めに重要である角膜の全面・後面を立体的にはかり数値化する検査機器「CASIA2」を導入し術前検査に取り入れています。
この検査の導入により、術後の見え方に不満を持つ確率がグッと減らすことができました。

ポイント③手術の精度を上げる顕微鏡手術

日帰り白内障手術 白内障手術はとても細かい作業の連続です。4Kモニターで確認できる「3DVisualization System」を導入し、精度の高い手術を行います。

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当院の白内障手術のご案内

当院の白内障手術の特徴

当院では、30年間の手術経験と8,000件以上の手術実績をもとに、患者さまに最適な治療を提供しています。

安全・確実な白内障手術

当院では、最新の手術法だけでなく、難症例にも対応できる技術を備えています。

  • 現在の主流手術:超音波乳化吸引術(PEA)+ 眼内レンズ(IOL)挿入
  • 30年前の標準手術:嚢外摘出術(ECCE)にも対応(特殊な症例向け)
  • 眼内レンズ縫着:水晶体支持が不安定な場合に適用

難症例にも対応できる手術技術

当院では、通常の白内障手術が困難なケースにも対応可能です。

✅ チン小帯が弱い場合(チン小帯脆弱症)

チン小帯は水晶体を支える繊維ですが、加齢や病気で弱くなることがあります。その場合、**ICR(チン小帯リング)**を追加し、眼内レンズを安定させます。

✅ 瞳孔が開きにくい場合(散瞳不良)

手術時に瞳孔が十分に開かないと、視野が狭くなり、手術のリスクが上がります。当院では、虹彩レトラクター(瞳孔拡張器具)を使用し、安全に手術を行います。

3. 患者さまに寄り添う安心の医療

  • 丁寧な事前説明:手術の流れやリスクをしっかりご説明します。
  • 最新設備を完備:精密検査機器と最新の手術機器で高精度な治療を実施。
  • 充実したアフターケア:術後のフォローも万全です。

白内障手術の流れ

来院 12:00〜12:30
来院 白内障の手術は毎週月・木に実施しています。
日帰りでご自身で帰宅できるよう、当院では片目ずつ手術をします。
確認 12:30〜13:00
確認 視能訓練士より、事前にお渡ししている目薬の確認や、瞳孔が開いているか、体温や血圧、最後に食べたお食事などの確認をします。
点眼 12:30〜13:00
点眼 約10分に1度の感覚で、手術に必要な目薬をさします。
手術 13:00〜順次
手術 約10分に1度の感覚で、手術に必要な目薬をさします。
術後 13:20〜順次
術後 約10分に1度の感覚で、手術に必要な目薬をさします。
帰宅 13:30〜順次
帰宅 お支払いをして、終了です。ご自身おひとりで帰宅することが可能です。
* 手術の順番により帰宅時間は異なります。
 おおよその帰宅時間はスタッフにお尋ねください。

日帰り白内障手術

日帰り白内障手術江坂まつおか眼科では、白内障の日帰り手術を行っております。濁った水晶体を取り出し、代わりに人工の眼内レンズを挿入する手術です。

眼内レンズはメインテナンスの必要がなく、長期にわたって透明な状態が維持されます。
「日帰り手術」といっても、実施する手術の内容は入院して行う手術と変わりません。

眼科医の十分な経験、技術・知識、設備・体制の充実によって、高い精密性・安全性のもと、手術を行います。

現在、国内で白内障手術を受けた方のうち、全体の約75%の患者様が、日帰り手術を選択しています。眼科全体でも安全性は向上しておりますのでどうぞ安心ください。
また、詳しくお知りになりたい方は日帰り手術のデメリットはありますか?にまとめましたのでご覧ください。

日帰り白内障手術について日帰り白内障手術について

眼内レンズの選び方

白内障レンズは種類によって、保険診療が適用になるものとならないものがあることから、迷わす原因となっています。
最近では50代で白内障の症状でお困りの方も多くいらっしゃいますし、昔に比べて90歳で元気なシニアが増えています。

眼内レンズは気軽に入れ替えはできません。値段だけで選ぶのではなく、どのようなライフスタイルで、どうすごしたいか?を元に選ばれるのが良いです。

たとえば、90歳でお家で過ごすことが多いかたであれば、単焦点で十分でしょう。では60代で仕事をバリバリこなし、ゴルフや釣り、手芸などの趣味がある方だとどうでしょうか?
複数のメガネを持ち歩き、メンテナンスし続ける期間はどのくらいのものでしょうか?

このようにライフスタイルにあわせて、適正なレンズを選択することがこの先の人生に大きな影響を与えます。
当院では患者様のライフスタイルに合わせて、レンズを選ぶお手伝いをしています。

眼内レンズの違い

単焦点眼内レンズ
単焦点眼内レンズ 近く・中間・遠方のうち1つにピントを合わせます。遠方に合わせた場合、遠くの距離が非常にクリアに見えます。
メリット
・健康保険適用のため、経済的な負担が少ない
・シンプルな構造で、クリアな視界
デメリット
ピントがあわない2つの距離に対応するメガネが必要
価格
1割負担 約15,000円
2割負担 約30,000円
3割負担 約45,000円
2焦点眼内レンズ
2焦点眼内レンズ 近く・中間・遠方のうち2つにピントを合わせます。
メリット
・2つの距離でクリアな視界が得られます。
デメリット
・自費診療になるため負担が大きくなります。
・ピントが合わない1つの距離に対応するメガネが必要。
価格
約50〜80万円(税込)程度。
*当院では対応しておらず、他院の事例です。
3焦点眼内レンズ
3焦点眼内レンズ 近く・中間・遠方のうち3つすべてにピントを合わせます。すべての視界がクリアにみえます。
メリット
・日常生活でのメガネが不要。
・手芸やゴルフ、登山や釣りなどどのような趣味を持っていてもストレスがなく楽しめます。
デメリット
・自費診療になるため負担が大きくなります。
・単焦点レンズに比べて、視界の変化になれるための適応期間(約1ヶ月程度)が必要な場合があります。
価格
約110万円(税込)
乱視対応 +55,000円(税込)
4・5焦点眼内レンズについて
当院では、4焦点や5焦点の眼内レンズの取り扱いはありません。
国内未承認レンズであるため、日本が定める治験を行っていないためです。海外では安全性が高く利用されているケースもありますが、万が一のことがあったときに、医薬品副作用被害救済制度の補償を受けられないため、当院では取り扱っておりません。
どこに距離を合わせるべき?
遠距離
5m〜遠方
・自動車の運転をする
・スポーツをする(ゴルフ、
 釣り、ウィンタースポーツなど)

2m〜遠方
・テレビを見る
・カレンダーを見る
中間距離
1m
・お化粧をする
・髭をそる
・買い物をする
・食事をする
60cm
・パソコンを見る
・料理をする
・ピアノを弾く
・お花を生ける
近距離
50cm
・文字を書く
・絵を書く

40cm
・スマホをみる
・本を読む
・手芸をする
両目で異なる距離を設定するモノビジョンについて

モノビジョンとは、左右の目に異なる役割を持たせて、遠くも近くも見えるように視力を調整する視力矯正法です。モノビジョンについての詳細はこちらを御覧ください。

  • 利き目 → 遠くを見る用に調整(ピントを遠方に)
  • 反対の目 → 近くを見る用に調整(ピントを手元に)

このように距離を設定すると、メガネなしでも遠くの景色と近くのスマホなどの両方に対応できるというメリットを得ることができます。
メガネをかけることなく、「左目でテレビを見て、右目で本を読む」「車の運転では左目が主に働き、書類作業では右目を使う」といったことが可能になります。しかし、メリットと引き換えに大きなデメリットもあります。また、斜視になる危険性もあるため慎重に検討する必要があります。モノビジョンのメリット・デメリットはこちら

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白内障手術のリスク

白内障手術は、世界でも一般的に行われる手術の一つであり、高い成功率を誇ります。しかし、どんな手術にもリスクは伴います。以下に、白内障手術の主なリスクを挙げます。

一般的なリスク

  • 感染: 手術による感染は稀ですが、発生する可能性があります。適切な衛生管理と手術後のケアにより、このリスクを最小限に抑えることができます。
  • 出血: 手術中または手術後に目の内部で出血が起こる可能性があります。
  • 炎症: 手術後に目の赤み、痛み、腫れなどの炎症が生じることがあります。

特有のリスク

  • 後発白内障: 手術後にレンズの後ろの膜が濁って視力が低下することがあります。これは簡単なレーザー手術で治療可能です。
  • 網膜剥離: 非常に稀ですが、手術によって網膜が剥離するリスクがあります。
  • 眼圧の変化: 手術後に一時的に眼圧が上昇することがあります。

長期的なリスク

  • 乱視: 手術によって角膜の形状が変わり、乱視が生じることがあります。

リスクの管理

これらのリスクは、経験豊富な医師による適切な手術技術と、手術後の丁寧なフォローアップによって大幅に減少します。また、手術前の詳細な検査により、リスクを事前に評価し、適切な対策を講じることが可能です。
リスクについては白内障手術のリスクはありますか?何か問題があった場合リカバーはできますか?に詳しくまとめましたのでご覧ください。

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白内障手術の歴史

白内障手術の歴史

白内障手術は、眼科医療の中でも特に古い歴史を持つ分野の一つです。この手術は、古代から現代に至るまで、数多くの技術革新を経てきました。

古代の手術法

白内障手術の歴史は古代インドにまで遡ります。最初の手術法は「クチャン」または「クーチング」と呼ばれ、白内障を持つレンズを針で突いて目の後ろに押し込む方法でした。この技術は中世ヨーロッパにも伝わり、長い間基本的な手術法として用いられました。

近代の進歩

19世紀に入ると、白内障手術は大きく進化しました。1840年代には、フランスの眼科医ジャック・ダヴィエルが白内障を摘出する手術を開発しました。これは、白内障のレンズを完全に取り除くという画期的な方法であり、現代の手術法の基礎を築きました。

現代の技術

20世紀後半には、白内障手術はさらに進化しました。特に重要なのが、超音波を用いた乳化吸引法(ファコ乳化術)の開発です。この方法は、小さな切開から白内障を乳化して吸引する技術で、手術の安全性と効果を大幅に向上させました。
また、人工レンズの挿入技術の発展も大きな進歩です。初期の人工レンズは硬質で大きな切開が必要でしたが、現在では柔軟な素材のレンズが開発され、小さな切開から挿入できるようになりました。

最後に

白内障手術の歴史は、医療技術の進歩とともに発展してきました。古代の基本的な手法から現代の高度な技術に至るまで、この分野は常に進化を続けています。これらの進歩は、世界中の多くの患者さんに明るい視界をもたらし、生活の質を大幅に向上させています。

白内障手術のよくある質問

健康保険は適用になりますか?

はい、白内障手術は健康保険が適用されます。

白内障手術は 「病気の治療を目的とした手術」 であるため、公的医療保険の適用対象 です。したがって、1割~3割の自己負担 で手術を受けることができます。

ただし、以下の点に注意が必要です。

健康保険が適用されるもの

白内障手術(単焦点眼内レンズ)
手術前後の診察・検査・投薬
入院が必要な場合の入院費(差額ベッド代を除く)

健康保険が適用されないもの(自由診療)

多焦点眼内レンズ(先進医療・自由診療)
特殊な検査やオプション治療

自己負担額の目安(片目)

負担割合

手術費用の総額(保険点数12,100点)

自己負担額

3割負担

約121,000円

36,300円

2割負担

約121,000円

24,200円

1割負担

約121,000円

12,100円

両目の手術を行う場合、費用は2倍になります。

さらに、高額療養費制度を利用すると、一定額を超えた自己負担分が払い戻されることもあります。詳しくは、ご加入の健康保険組合や市区町村の窓口にご相談ください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

クレジットカードで支払いはできますか?

当院ではクレジットカードには対応しておりません。お支払いは 現金のみ となりますので、ご了承ください。
なお、手術費用についてご不明な点がございましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。

ローンは利用できますか?

当院ではローンによるお支払いには対応しておりません。
お支払いは 現金のみ となりますので、ご了承ください。

費用に関するご相談がございましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。

医療費控除の対象になりますか?

はい、白内障手術の費用は医療費控除の対象となります。詳しくは白内障手術は医療費控除の対象になりますか?をご覧ください。

緑内障があっても白内障手術は可能でしょうか?

緑内障をお持ちの方でも、白内障手術は可能です。

緑内障をお持ちの方にとって、白内障手術は眼圧を低下させ、緑内障の進行を抑制するメリットがあります。詳細については緑内障があっても白内障手術は可能でしょうかにまとめましたのでご覧ください。

レーシックをしていますが、眼内レンズを入れられますか?

できます。これまではレーシックをされた方の目に正確に度数を合わせることはかなり難易度が高い技術でありました。このことから、思っていた見え方にならなかったことも起こりえます。
しかしながら、当院では最新のCASIA2という機械を導入していますので、レーシック眼の方でも正確なレンズを作ることができるようになりました。詳細については「レーシックをしていても白内障手術は受けられますか」にまとめましたのでご覧ください。

白内障手術のレンズ選びについて教えて下さい

詳しくは白内障手術のレンズ選びについて教えて下さいにまとめましたのでご覧ください。

単焦点レンズと多焦点レンズのどちらがよいでしょうか?

多焦点眼内レンズを選択すると眼鏡なしで生活できるようになりますか?

多焦点眼内レンズ(Multifocal IOL)を選択すると、眼鏡なしで生活できる可能性が高くなります。多焦点レンズは、近距離、中間距離、遠距離の視力を補正できるため、1つのレンズで複数の距離に対応することができます。これにより、眼鏡なしで日常生活を快適に過ごすことができることが多いです。詳細は多焦点眼内レンズを選択すると眼鏡なしで生活できるようになりますか?をご覧ください。

遠近両用コンタクトレンズと、多焦点眼内レンズの見え方は同じものでしょうか?

遠近両用コンタクトレンズ多焦点眼内レンズ(IOL)は、どちらも近距離から遠距離まで見えるように設計されていますが、見え方にはいくつかの違いがあります。それぞれの特徴を比較した解説はこちらをご覧ください

多焦点レンズにデメリットはありますか?

多焦点レンズのデメリットについて詳しくは多焦点レンズのデメリットについてにまとめましたのでご覧ください。

単焦点レンズで近くか遠くか、どちらにピントを合わせるべきでしょうか?

単焦点レンズを選択した場合でも、遠近両用眼鏡(または老眼鏡)を使用することで、近くから遠くまで見ることができます。ただし、いくつかのポイントがありますので、詳しくは単焦点レンズで近くか遠くか、どちらにピントを合わせるべきか?にまとめましたのでご覧ください。

単焦点レンズを選択した場合、遠近両用の眼鏡をかければ近くから遠くまで見えますか?

単焦点レンズは、一つの距離に焦点を合わせるため、どちらにピントを合わせるかは患者さまの日常生活や視力のニーズによって選択されます。詳しくは遠近両用の眼鏡をかければ近くから遠くまで見えますか?にまとめましたのでご覧ください。

単焦点レンズでは左右の度数を変えて、遠くも近くも見えるようにすることができるそうですが、本当でしょうか?

本当です。手術後にモノビジョンを利用する方法です。詳しくは単焦点レンズで左右の度数を変えるモノビジョンについてをご覧ください。

アイハンスと多焦点眼内レンズの違いはどこにありますか?

アイハンス(Eyehance)多焦点眼内レンズ(多焦点IOL)は、どちらも白内障手術後に使用される眼内レンズですが、設計や機能にいくつか重要な違いがあります。詳しくはアイハンスと多焦点眼内レンズの違いはどこにありますかにまとめましたのでご覧ください。

ビビティのメリット・デメリットを教えて下さい

ビビティ(Vivity)は、眼内レンズのトップシェアを誇る「Alcon」社が製造する多焦点眼内レンズ(IOL)の一つです。詳しくはビビティのメリット・デメリットを教えて下さいにまとめましたのでご覧ください。

ミニウェルのメリット・デメリットを教えて下さい

Mini WELL(ミニウェル)はイタリアのSIFI MedTech社製のレンズです。正の球面収差と負の球面収差を組み合わせることで、焦点深度を拡張させたレンズです。詳しくはミニウェルのメリット・デメリットを教えて下さいにまとめましたのでご覧ください。

モノビジョンのメリット・デメリットを教えてもらえますか?

モノビジョンとは、白内障手術やコンタクトレンズ処方の際に、片方の目を「遠く用」、もう片方の目を「近く用」にする方法です。
この方法により、遠くも近くもある程度見えるようになり、老眼鏡や遠近両用メガネの使用を減らすことができるのがメリットです。しかし、デメリットもありますし、斜視になる危険性もありますので慎重に検討する必要があります。詳しくはモノビジョンのトレードオフにまとめましたのでご覧ください。

眼内レンズを挿入すると、もともと自分で水晶体を調節していたピント調整機能は、完全になくなってしまうのでしょうか?

はい、白内障手術で眼内レンズ(IOL)を挿入すると、もともとの水晶体が持っていたピント調整機能(調節力)は失われます。詳しくは「眼内レンズを挿入すると、もともと自分で水晶体を調節していたピント調整機能は、完全になくなってしまうのでしょうか?」をご覧ください。

アドオン眼内レンズについて教えて下さい

アドオン眼内レンズ(Add-on IOL)とは、白内障手術後に視力を補正するための眼内レンズの一種です。
これは、通常の眼内レンズ(IOL)に加えて、追加で挿入することによって、視力の調整をより精密に行うためのものです。主に、近くの視力の補正や、特定の視覚的ニーズを満たすために使用されます。詳しくはアドオン眼内レンズの解説をご覧ください。

白内障手術で-1Dとか-0.5Dにした場合、老眼鏡の度数はどれくらいになりますか?

白内障手術で度数を-0.5Dや-1.0Dに設定した場合、術後の視力や老眼鏡の必要性は、個々の生活スタイルや視覚的な要求によって異なります。詳しくはこちらをご覧ください。

白内障手術で同時に乱視を矯正することもできますか?

できます。乱視矯正の機能をもつトーリック眼内レンズを使用することで、乱視を矯正し、裸眼で自然な視界を実現することが可能になります。詳しくは乱視矯正白内障手術についてまとめましたのでご覧ください。

手術したあとでまた白内障が再発することはありますか?

後発白内障という視力が再び低下する合併症が起こることがあります。視界がぼやける、焦点が合わない感じがといった症状が起こります。これは白内障手術を行った患者さんのすべてに起こり得るものです。しかし、その場合でもわずか数分程度のレーザー治療を行うことで良好な視力を回復する患者さんが多いためそれほど心配する必要はありません。詳細については後発白内障にまとめましたのでご覧ください。

白内障手術はどのタイミングで検討するべきでしょうか?

以下に示す記事をご覧いただき、納得のいくタイミングで決めましょう。詳細については白内障手術はどのタイミングで検討するべきでしょうか?にまとめましたので是非ご覧ください。

白内障手術はしない方がいい場合があるのでしょうか?

手術すべきかは症状の進行具合や年齢、生活への影響、健康状態によって判断が変わります。詳細については白内障手術はしない方がいい場合があるのでしょうか?にまとめましたので是非ご覧ください。

白内障の手術はどこの眼科でうけても同じなのでしょうか?

白内障の手術は基本的な手術方法(主に「超音波乳化吸引術」)が標準化されており、多くの眼科で同じ手順で行われます。しかし、すべての眼科で同じ結果が得られるわけではありません。詳細については白内障の手術はどこの眼科でうけても同じなのでしょうか?にまとめましたのでご覧ください。

手術のできない眼科からの紹介で手術を受けた場合、今後はずっと江坂まつおか眼科に通院になるのでしょうか?

当院での通院を続けるか、元の眼科での通院に戻るかは、患者さまのご希望と医師との相談の上で決めていただけます。詳細については他の眼科からの紹介を受けて当院で手術を受けた場合にまとめましたのでご覧ください。

白内障手術はどのくらいの時間がかかりますか?

白内障手術自体は通常、約10~30分程度で完了します。ただし、手術前の準備や手術後の回復時間を含めると、病院で過ごす時間はもう少し長くなります。詳細については「白内障手術にはどれくらいの時間がかかりますか?」にまとめましたのでご覧ください。

日帰り手術のデメリットはありますか?

現在、国内で白内障手術を受けた方のうち、全体の約75%の患者様が、日帰り手術を選択しています。眼科全体でも安全性は向上しておりますのでどうぞ安心ください。詳細については日帰り手術のデメリットはありますか?にまとめましたのでご覧ください。

手術は痛いですか?

白内障手術は通常、局所麻酔を使用して行われるため、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔が切れた後に軽い不快感や違和感を感じることはありますが、これは通常、短期間で解消します。詳細については「白内障手術は痛いですか?」にまとめましたのでご覧ください。

手術によるリスクはありますか?

すべての手術にはリスクが伴いますが、白内障手術のリスクは一般的に低いとされています。感染、炎症、眼圧の変化などのリスクがありますが、これらは適切な手術技術と術後ケアにより最小限に抑えられます。リスクについては白内障手術のリスクはありますか?何か問題があった場合リカバーはできますか?に詳しくまとめましたのでご覧ください。

近視・遠視・乱視が手術後に残ることはありますか?

白内障手術後に 近視、遠視、乱視が残ることがある場合がありますが、その程度や頻度は個人差があります。詳細については近視・遠視・乱視が手術後に残ることはありますか?詳しくまとめましたのでご覧ください。

レンズ交換はできますか?

白内障手術で挿入した眼内レンズは 基本的に交換を前提としたものではありません。しかし、特別なケースでは 医師の判断によりレンズ交換を行う場合もあります。詳細についてはレンズ交換はできますか?に詳しくまとめましたのでご覧ください。

手術の成功率はどのくらいですか?

白内障手術は非常に高い成功率を誇ります。合併症は稀ですが、万が一のリスクについては事前に医師と相談してください。

全身麻酔は可能ですか?

基本的に白内障手術で全身麻酔をすることはりません。点眼の麻酔に加えてオプションで笑気麻酔を追加することができます。
とくに不安感が強い方や、高血圧・不整脈などの循環器疾患がある方におすすめです。全身麻酔にはデメリットが大きいため局所麻酔を推奨しています。詳しくはこちらをご覧ください。

手術後の付き添いは必要でしょうか?

白内障手術は短時間で終わり、多くの方が日帰りで受けることができます。 ただし、手術当日は目の状態や安全面を考慮し、付き添いをおすすめします。詳細については白内障の手術後、家族の付き添いは必要でしょうか?にまとめましたのでご覧ください。

手術後の回復期間はどのくらいですか?

多くの患者さんは手術の翌日から日常生活に戻ることができますが、完全な回復には数週間かかることがあります。医師の指示に従い、適切な休息とケアを行うことが重要です。詳細については「何日ぐらいで視力は回復しますか?」「白内障の手術後、翌日に仕事や運動などはできますか?」にまとめましたのでご覧ください。

手術後に通院はどれくらい必要ですか?

白内障手術後の通院の頻度は、手術の経過や患者さまの回復状況に応じて異なりますが、基本的には手術直後から数ヶ月にわたって通院が必要です。詳細については白内障の手術後、通院はどれくらい必要ですか?にまとめましたのでご覧ください。

人工レンズは、一生持ちますか?

はい、白内障手術で使用する人工レンズ(眼内レンズ)は、基本的には一生持ちます。人工レンズは非常に耐久性のある素材(通常はアクリルやシリコン)で作られており、目の中に挿入された後は、通常の生活の中で問題が起こることはありません。詳細については人工レンズは、一生持ちますか?にまとめましたのでご覧ください。

手術後、どのようなケアが必要ですか?

手術後は、医師が処方する抗生物質や抗炎症薬の点眼薬を使用することが一般的です。また、数日間は目をこすらないように注意し、医師が推奨するフォローアップの予定に従ってください。詳細については「手術後目薬をするなどメンテナンスや注意が必要な点はありますか?」にまとめましたのでご覧ください。

片目の手術をして、もう片方の手術が終わるまで、どう対応すればいいでしょうか?

片目の手術後、もう片方の目の手術が完了するまでの期間に注意すべきポイントについては、片目の白内障手術を終え、もう片方の手術が終わるまでの対応方法をご覧ください。

手術後、眼鏡が必要になりますか?

これは使用する人工レンズの種類や個人の視力状態によります。単焦点レンズを選択した場合、近視や遠視の調整のために眼鏡が必要になることがあります。多焦点レンズや他の高度なレンズを選択すると、眼鏡の必要性は減少することがあります。詳細については白内障手術後の眼鏡の必要性についてにまとめましたのでご覧ください。

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