ミニウェルのメリット・デメリットを教えて下さい

Mini WELL(ミニウェル)はイタリアのSIFI MedTech社製のレンズです。EU加盟国の基準を満たす製品に付与されるCEマークを取得しています。『ウェーブフロントテクノロジー(Wave front technology)』を使用し、正の球面収差と負の球面収差を組み合わせることで、焦点深度を拡張させたレンズです。

ミニウェル

引用:W2O Medizintechnik

ミニウェルの特徴

    • 広い視野範囲
      ミニウェルは、特許技術「ウェーブフロントテクノロジー」を採用しており、遠くから近く(約45cm)まで幅広い距離の視界を提供します
    • 覚的な快適性
      回折リングを使用していないため、まぶしさや光のにじみ(ハロー)といった視覚的な問題が少なく、特に夜間の視界がクリアです。
    • 視力補正のカスタマイズ
      異なる焦点深度を持つミニウェルとMini WELL PROXA®を片目ずつ使用する「WELL Fusion™」システムを導入することで、さらに幅広い距離での視力補正が可能です。
    • 安全性の証明
      ミニウェルは、EUの厳しい基準を満たすCEマークを取得しており、安全性と品質が保証されています。
    • 費用について
      ミニウェルを使用した手術は、保険適用外となるため、患者様の自己負担が必要です。

ミニウェルのメリット

    • 幅広い視界
      遠くから近く(約45cm)までの視界をカバーし、日常生活での視覚的な自由度が向上します。
    • 快適な視覚体験
      まぶしさや光のにじみが少なく、特に夜間の視界がクリアで快適です。
    • 個別の視力補正
      「WELL Fusion™」システムを利用することで、個々の視覚ニーズに合わせた視力補正が可能です。

ミニウェルのデメリット

    • 遠近感の調整が必要な場合がある
      焦点深度が広い一方で、特定の距離での視力が他のレンズと比較して異なる場合があり、適応期間が必要なことがあります。
    • 費用の負担
      保険適用外のため、手術費用が全額自己負担となります。費用面での検討が必要です。
    • 適応条件
      眼の状態や個々の視覚ニーズによっては、ミニウェルが最適でない場合があります。手術前に専門医との十分な相談が重要です。

まとめ

ミニウェルは、特許技術を活用して広い視界と快適な視覚体験を提供する先進的な眼内レンズです。しかし、費用が自己負担であることや、すべての患者様に適応できるわけではないことを考慮し、手術を検討する際には専門医との十分な相談が重要です。

 

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