レーシック後の白内障手術でCASIA2を用いるメリットは?

レーシックを受けた方の白内障手術では、通常の白内障手術とは異なる注意点があります。 その中でも特に重要なのが、眼内レンズ(IOL)の度数計算 です。

レーシックを受けた目は、角膜の形が通常とは異なるため、従来の測定方法では正確なレンズ度数を算出しにくい という問題がありました。
そこで活躍するのが、前眼部OCT「CASIA2」 です!

CASIA2を用いることで、レーシック後の白内障手術の精度が大幅に向上します。
ここでは、その具体的なメリットについて詳しく解説します。

🔍 そもそもCASIA2とは?

CASIA2(カシア2) は、前眼部OCT(光干渉断層計) という特殊な検査機器の一種で、 角膜や眼内の構造を高精度で3D解析できる装置 です。

特に、レーシック後の角膜形状や眼の状態を詳細に測定できる ため、 白内障手術時の眼内レンズ(IOL)度数計算の精度を向上 させるのに役立ちます。

CASIA2 トータル解析(Total Analysis)

CASIA2を用いるメリット

① 角膜の形状を正確に測定できる

🔸 レーシック後の角膜は通常の目と異なり、前面が平坦化 しているため、一般的な測定方法では角膜の正しい屈折力を把握しにくくなります。
🔸 CASIA2は角膜の前面だけでなく、後面の形状まで正確に測定 できるため、レーシック後の複雑な角膜形状も正しく解析できます。

結果:より正確な眼内レンズ(IOL)度数の計算が可能になり、術後の視力のズレを最小限に抑えられる!

② 眼内レンズ(IOL)の度数計算の精度が向上

🔸 通常の白内障手術では、角膜の前面のデータを元にIOLの度数を決定しますが、レーシック後はこれが正確ではありません。
🔸 CASIA2は角膜の前後の両面を解析し、特殊な計算式を用いることで、より適切なIOL度数を算出できます。

結果:術後に「思ったより視力が合わなかった…」というリスクを減らせる!

③ 眼の奥行き(前房深度)を詳細に測定できる

🔸 レーシックを受けた目は、前房(角膜と水晶体の間の空間)の深さが通常と異なることがあり、これがIOLの計算に影響を与えます。
🔸 CASIA2は、この前房深度を正確に測定し、最適なレンズ設計をサポートします。

結果:適切なIOLを選択しやすくなり、より快適な視力を得られる!

④ 乱視矯正レンズ(トーリックIOL)の精度向上

🔸 乱視がある方の場合、眼内レンズ(トーリックIOL)の軸合わせが非常に重要になります。
🔸 CASIA2は角膜の詳細なデータを取得し、乱視の軸を正確に把握できるため、最適な乱視矯正が可能になります。

結果:乱視のズレを防ぎ、術後の視力の質が向上!

CASIA2を使うことで得られる主なメリットのまとめ

メリット

効果

角膜の形状を詳細に測定

レーシック後の特殊な角膜形状でも、正確なIOL度数を算出できる

眼内レンズの度数計算の精度向上

術後の視力ズレを最小限に抑えられる

前房深度の正確な測定

より適切なレンズ選択が可能になる

乱視矯正の精度向上

トーリックIOLの適切な軸合わせができ、乱視の影響を抑えられる

🌟 CASIA2を活用した白内障手術で、より理想的な視力を!

レーシック後の白内障手術では、従来の測定方法では十分な精度が得られないことがありました。

しかし、CASIA2を活用することで、より正確なレンズ選びができ、術後の見え方のズレを最小限に抑えることが可能になります。

💡 「レーシックを受けたから、白内障手術がうまくいくか不安…」という方も、CASIA2を用いた精密な検査で安心して手術を受けていただけます!ご不安なことがあれば、お気軽にご相談ください 😊

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