目に良い食べ物を取り入れて食生活から対策しよう!

食事は体にとって必要な栄養を摂る大切な機会です。植物に含まれる栄養素などがそれぞれ体を動かすエネルギーや筋肉や血液などの材料になったり、体の調子を整える役割があります。

栄養の中には目の健康に欠かせないものや貢献してくれるものも少なくありませんから、積極的に摂取していきましょう。

各栄養素の代表的な食材一覧
ビタミンA
ホウレンソウ、ニンジン、カボチャ、シュンギク、モロヘイヤ、大葉(青ジソ)、豚レバー、ウナギ、バター、黄卵
ビタミンE
ウナギ、子持ちガレイ、イワシ、サバ、タラコ、イクラ、ナッツ類、豆腐、キウイ、アボガド、ナス、タマネギ、ドライトマト、モロヘイヤ
ビタミンC
キャベツ、ブロッコリー、パプリカ、ナバナ、ピーマン、サツマイモ、ジャガイモ、ユズ、キウイ、イチゴ、レモン、ネーブル
オメガ3脂肪酸
サケ、マス、エビ、カニ、イクラ、タイ、桜エビ
亜鉛
牡蠣、煮干し、ホタテ、タラコ、豚・鳥レバー、牛肉、卵黄、ナッツ類
アントシアニン
ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、サクランボ、ブドウ、リンゴ、ナス、黒豆、紫イモ、赤ジソ

β-カロテンは体内でビタミンAに変化する前駆体のプロビタミンAである。野菜にはβカロテンが多く含まれているものがあります。

ほうれん草、春菊、コマツナ、わかめ、にんじん

ビタミンA(レチノール)が動物性食品に多く含まれるのに対し、β-カロテンは緑黄色野菜や海草に多く含まれる色素の一種。体内に入ってビタミンAが十分ならAに変化しないため、過剰摂取の心配はありません。

ビタミンAが含まれる食材

レバーやうなぎ、卵などの動物性食品に豊富にあります。ただ、脂に溶ける脂溶性という性質上、摂取が過剰になると体内に蓄積され、体に悪い効果がで始めるため、食べすぎは禁物です。(過剰に摂取しなければOKです)

目の組織をを守るとともに、網膜を元気な状態に保つのがビタミンCです。
コラーゲンやステロイドホルモンを作ったり、酵素の働きや鉄の吸収を助け、メラニンの生成を抑制したり、抗酸化作用もある水溶性の物質です。

水溶性の物質ですから、茹でたり煮たりする時間が長くなると、それだけ栄養分が流れ出てしまいます。
ビタミンCは体内で蓄積できず、体内でも作れないため、日々摂取を続けることが大切です。

ビタミンCが含まれる食材

とくに豊富なのが、パプリカやピーマンのような夏野菜です。国民生活にとって重要な「指定野菜」へ格上げされたブロッコリーからもたっぷり摂取できます。

果物ではオレンジ、レモンといった柑橘系やイチゴ、キウイフルーツなどに多く含まれています。

オメガ3脂肪酸は目の健康ために働き、網膜にある細胞膜を構成する成分でもあります。血液の循環を改善し、動脈硬化を防ぐ硬化を期待できます。
非常に良い成分ですが、体内でつくることはできません。食事などで摂る必要があります。

とくに多く含まれているお魚

サケやサーモン、マグロさらにはイワシやサバなどの青魚に豊富に含まれます。
回転寿司にいったら、すすんで食べてもらえそうです。サバの缶詰もお手頃で良いですね。

ルテインは目の中にある水晶体や黄斑部などにもともとある成分で、強力な抗酸化作用を持つ黄色の天然色素で、紫外線やブルーライトから目を守るため「天然のサングラス」とも呼ばれています。

ルテインが含まれる食材

青汁の材料で知られている、ケールやほうれん草、パセリや、ニンジン、カボチャなどから摂取ができます。

クロセチンは、クチナシの果実やサフランに含まれる黄色の天然色素で、リコピンやβ-カロテンなどと同じカロテノイドの一種です。
クロセチンは大変貴重な成分で、クチナシの実7.5kgに対して、クロセチンはわずか10gしか抽出することができません。

クロセチンは国内外の研究者が注目しており、現在も様々な研究が行われている成分です。

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